16 幸 せ

◆「福は内! 鬼は外!」の福(無限 の幸せ)は、自分の心の内に見出すべきものです。自分の心を深く掘り下げて、絶対より新生してくる本心の心をしっかりと把握すれば、自ずから無限の幸せで一杯となるのです。 人の心には、絶対より新生してくる 光の心と、役目を果して消え去ろうとする用済みの闇の心があります。光の心は、無条件で・そのままで・最初から無限の幸せで一杯です。従ってこの本心の心を、自分の心の内に発見することができれば、福(無限の 幸せ)を掴んだことになるのです。闇の心は、過去の心であり、外界に投影されて、消え去っていく心です。新しいものを受けるには、古いものは邪魔になる鬼に他ならないのです。だから鬼は外なのです。



◆真実の幸福とは、人間の生命の本質(神)をしっかり知った時、あるいは生命の本源(神)にまっすぐつながった時から得られるもので、それは神様と人間との一体化の道、祈りの道の中から生れてくるものです。
神様の御心と一つになるためには肉体人間としての自己、自我想念を静めて、じっと神様の御心の中を見つめることが大切です。表面的な幸福を追い求めるのは後にして、神様との一体化を目指して一瞬一瞬真 剣に祈り続けることです。真実の幸福はあなた自身の心の奥に存在しているのです。



◆すべての幸せは感謝の中にあるのです。感謝の心とは本心の自分のことで、宇宙絶対神と一体の心です。誰でも感謝した時に幸せを感じることができるのです。感謝しなければ、幸せを感じることはできないのです。健康な人であっても、その健康に感謝しなければ、健康であることに何の価値も見出していないので、幸せではないのです。逆に万病を 抱えた人でも、一つ病気が治った、二つ病気が治った、というように感 謝して喜んだとしたら、その人は病気が一つ治る度に幸せを感じている のです。健康で不幸な人もいれば、病気で幸せな人もいるわけです。感謝の心は、例えマイナス無限大の地獄のどん底に置かれていても、無限に幸せを感じることができるのです。

◆幸せを求めて宇宙を旅しても、真理の言葉(教え)を学んでも、真理の痕跡ばかりを見ていては、本当の幸せは発見できません。本心の心のみが真実の幸せを知っており、自分の心の中で本心の心を発見して、無限の幸せを直接把握することが大切です。本心の心とは、誰の心にも厳然と存在している感謝の心のことです。感謝の心で神様の愛の働 きを、一瞬一瞬新たなる全徳の無限の輝きとして、しっかり感受できた時に真実の幸せを味わうことができるのです。幸せの青い鳥はどこにも いないのです。

◆幸せになるための秘訣は言葉です。幸せになりたければ、“ああ幸せ”“幸せです”“無限の幸せで一杯”というように、幸せという言葉をで きるだけ沢山、断定的に使うことです。そうすると心に幸せな感じが芽生えてきて、その幸せ感がだんだんと大きく膨らんでくるのです。心が幸せになってくると、自然にニコニコと笑うようにもなってくるのです。それは身(幸せな笑顔)・口(幸せな言葉)・意(幸せな心)の三つの働きが、 大きな磁石となって、幸せを引き寄せるからです。もっと大きな幸せを手にしたければ、宇宙のすべてに対して、褒め讃え・感謝し・喜びを表現することです。なんて素晴らしい!・ありがとう!・とても嬉しい!というように、身・口・意の三つに表現できれば、宇宙のすべてが大きな幸せを、次から次へと届けてくれるのです。真実の最高の無上の幸せとは、 悟りを開くことです。